おつまみを食べながらの飲酒は片頭痛の天敵
片頭痛で悩まされているのは日本人だけではありません。片頭痛はアメリカやヨーロッパなど、とりわけ先進国で共通の重大な悩みとなっています。
つい先日(2012年12月18日)、日本で言うと日経新聞にあたるアメリカの有名なウォールストリート・ジャーナルで片頭痛を誘発する食べ物が発表されました。
参照:Why That Banana or Onion Might Feel Like Three Martinis(WSJ)
片頭痛に悪い食べ物と良い食べ物でも解説したように、以前からアルコール、赤ワインに含まれるポリフェノール、チョコレートやコーヒーに含まれるカフェインが片頭痛を誘発するというのは分かっていたのですが、新たにピザ、オレンジ、ピーナッツバター、タマネギなども片頭痛の原因になるという事です。
それらの食べ物にはチラミンという成分が入っており、そのチラミンが血管を収縮させ片頭痛を引き起こすのです。
このチラミンですが、さきほど紹介した食べ物以外にもたくさんの食べ物に入っているので要注意です。例えば、こんな食べ物に入っています。
チラミンが含まれている食べ物
チラミンは、ワインなどのお酒そのものに入っています。また、お酒を飲む時のおつまみとして良く食べる多くの食べ物に含まれています。
つまり、おつまみを食べながらお酒を飲むと大量のチラミンを摂取する事になり、片頭痛を誘発する可能性が極めて高くなるという事です。
- チーズ
- レバー
- キムチ
- ココア
- カフェイン
- アルコール
- 豆類
- ピザ
このような食品にチラミンが含まれています。お酒を飲んだ次の日に頭痛になるという人は思い当たる物がいくつもあるはずです。
あまり気にしすぎると食べる物が無くなってしまいますので、気にしすぎる必要は無いと思いますが、はっきりと分かる事は、お酒を飲む事は片頭痛を高い確率で誘発するという事です。
お酒が好きな人にはつらいかもしれませんが、片頭痛になりたくなければお酒を飲むのを止めるという決意が必要ですね。