片頭痛が起きないようにするための予防法
片頭痛による痛みが起きないようにするために、日頃からの予防策が欠かせません。
医学的にも十分に効果が証明されているのが、第1に予防薬を継続的に服用することです。
予防薬としてはプロプラノロールなどのβ受容体遮断薬、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害剤、カルデサルタン、抗うつ薬、抗てんかん薬、ビタミンB2、ボツリヌス毒素などがあります。
日本で片頭痛に関して保険適用で処方を受けることができるものとしては、カルシウム拮抗薬の塩酸ロメリジンです。商品名としてはテラナス、ミグシスなどがそれに当たります。
塩酸ロメリジンの効力はそれほど強くないのですが、ある程度の予防効果がありますし、保健適用があるため使用する医療機関は多いです。
私も、テラナスを服用していますが、飲み始めてから1ヶ月くらいで、明らかに効果が現れはじめました。片頭痛の頻度が下がりましたし、片頭痛が発生したとしても痛みの程度が低くなりました。
頻繁に片頭痛が起きる人や頭痛の痛みがひどい人は、テラナスなどの予防薬を服用されることでかなり楽になります。
↑保険適用のある片頭痛の予防薬「テラナス」。私自身も使用している片頭痛の予防薬です。すぐに効果は出ませんでしたが、2〜3ヶ月くらいした頃から自分で実感できるくらい改善しました。服用される事を強くおすすめします。
次に、薬を使いたくない人や薬を使えない何らかの理由がある人に最適な、薬を使わない予防法をご紹介します。
薬以外の予防法
薬以外の予防法として医学的に根拠の認められているのがマグネシウム、ビタミンB2、フィーバーフューのサプリメントを服用することです。
これらのサプリメントは飲んだとしても、ほとんど副作用がないし、あまりお金をかけずに継続できるために、日本頭痛学会のガイドラインでも片頭痛予防のために推奨されています。
例えば、こちらの商品などは、片頭痛予防に効果のある成分が豊富に含まれているということで、とても人気のあるサプリメントです。
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また、リラクゼーション、マッサージ、整体などがストレス軽減の効果があり、ある程度予防に効果的だと言われています。
ただ、薬物療法に比べて、個人差があり、効果のない場合もありますので、自分に合った予防法を見つけることが大事です。
できるだけ、体を健康に保ち、精神的にもストレスを貯めないようにしましょう。
リラクゼーションなどは、医学的見地からすると、はっきり片頭痛に効果があると証明されていないようなのですが、私の経験からすると、間違いなく効果はあります。
やはり、睡眠不足や疲れがたまっている時、精神的に余裕がない時には、片頭痛が起こりやすいです。そういう時に、マッサージに行ったり、近くのスーパー銭湯でゆっくり露天風呂に入ったりすると、片頭痛の前兆があったのに、片頭痛が発症せずにすんだという経験があります。
肩や首のコリは、緊張型頭痛の原因とされているのですが、片頭痛も緊張型頭痛もどちらも原因となる場合があるので、出来る限りの予防策は取るという覚悟と心がけが必要です。