私の発見した片頭痛の痛みを和らげる方法。

偏頭痛の治療は大きく分けて2つあります。1つ目が急性期治療で、2つ目予防療法です。

急性期治療というのは、頭痛が起きた時に、その痛みをどうやって和らげるかという治療法の事です。

ここでは、偏頭痛が起きた時の痛みの和らげ方(急性期治療)について詳しく説明します。また、最後に簡単にできる予防療法についても説明します。

片頭痛の痛みを和らげるのに最も効果的な方法は、痛みが少し始まったくらいの早いタイミングトリプタン系の薬剤(イミグラン)などを飲むことです。

これは、日本頭痛学会の「慢性頭痛の診療ガイドライン」でも推奨グレードAとして勧められている方法です。

痛みが軽い場合には、町の薬局などで売っているアスピリンが含まれている市販薬の消炎鎮痛剤(バイエルアスピリン、バファリン)などを飲むと効果が期待できるのですが、痛みが中度から重度の場合には、消炎鎮痛剤はほとんど効果がありません。

日頃の予防をきちんとしつつ、痛みが発生した時に対策ができれば、頭痛による悩みや苦痛はかなり軽減されます。

私自身、予防薬のテラナスと痛くなった時に飲むイミグランを服用するようになってから、頭痛による不安とか苦しみから、かなり解放されました。

少なくとも、「明日頭が痛くなったらどうしよう?」という毎日寝る前に感じていた不安は無くなりました。

次に、薬が無い場合や、何らかの理由でどうしても薬が飲めないという場合に、偏頭痛の痛みを和らげるおすすめの方法をご紹介します。

薬以外で痛みを和らげる効果的な方法

何らかの理由で薬を飲むことができない場合や、薬を飲むタイミングが遅れて、痛みが収まらない場合などに痛みを和らげる効果的な方法があります。

私自身、20年以上も強度の片頭痛に悩まされてきた経験から編み出した方法なのですが、静かな薄暗い部屋で横になって、頭を氷枕やアイスノンなどで冷やします。

片頭痛が発症している時に、体を動かすと吐き気が強くなり、場合によっては吐いてしまうことがあります。

できない場合は仕方がないですが、可能なら、横になって安静にすることが大切です。

そして、片頭痛の特徴として、光、匂い、音に過敏になります。そこで、部屋を薄暗くして、音楽やテレビなどを消します。

これで、頭痛がひどくなることを抑えられます。さらに、頭を氷などで冷やすことで、痛みがかなりましになります。

安静に寝るということは、多くの人がしているのですが、部屋を暗くして頭を氷で冷やすというのをしている人はそれほど多くないので、片頭痛で困っている人は、一度試してみて下さい。

ちなみに、私は保冷剤のようなものを10個くらい常に冷凍庫で凍らせています。頭が痛くなった時には、どんどん交換しながら常に頭を冷やすようにしています。

これは、私自身が長年の片頭痛の経験の中で編み出した方法なのですが、医学的にも根拠のある方法です。

片頭痛は、外部からの様々な刺激が原因で起こる場合がありますし、痛みが起きた場合には、外部の刺激に敏感になります。

光、匂い、音などに敏感になり、それらが原因で頭痛が悪化するのです。

部屋を暗く静かにする事で、それらの外部の刺激を遮断する事ができるので、痛みを悪化させることを防げます。

さらに、氷で頭の痛い部分を冷やすことで、痛みの感覚を少し鈍らせる事ができ、痛みを軽減する事ができるのです。

ぜひ、一度試してみてください。

もちろん、一番良いのは、偏頭痛の予防療法をしっかりと行い、頭痛の発作が起こることを少しでも少なくし、痛みの程度を軽くする事です。

片頭痛の予防法のページでも詳しく書いていますが、簡単に安価に行える方法としては、サプリメントを摂取する事です。

フィーバーフュー、マグネシウム、ビタミンB2は、片頭痛予防に効果があると医学的にも証明されているので、サプリメントなどを使って積極的に摂取するようにしましょう。

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フィーバーフュー、マグネシウム、ビタミンB2を摂取する事は、日本頭痛学会の「慢性頭痛の診療ガイドライン」で推奨グレードBとされています。

特に、フィーバーフュー、マグネシウムは、普段の食事だけでは不足しがちなので、サプリメントで補ってあげる必要性が高いです。