1次性頭痛は、命に関わる危険な頭痛。
頭痛にも様々な種類があり、最も危険な頭痛が二次性頭痛です。
例えば、くも膜下出血の場合、発病してしまうと、死亡率は25%以上と言われています。発病した人の4人に1人が死亡するほど危険な病気です。
このように、速やかに治療をしなければ死に至る危険性のある二次性頭痛の可能性を最初に疑わなければなりません。
その後に、片頭痛などの一次性頭痛のチェックに入ります。
二次性頭痛(くも膜下出血)の疑いのある症状
あなたの頭痛が以下の項目に1つでもあてはまる場合、念のため速やかに病院で診察を受けましょう。
- 突然、急激に始まった頭痛
- いつもとは種類が異なるなど、今までに経験したことがない頭痛
- 頻度と痛みの程度が増している
- 50歳以上で、始めて経験する頭痛
- 体の麻痺、歩行困難、言語障害、見えにくいなどの神経脱落症状
- がんなどの病気を患っている人の頭痛
- 意味不明な言語を発したり記憶障害のある頭痛
- 発熱、悪心、嘔吐、顎が胸につけにくいなどの頂部硬直症状
二次性頭痛は、直ちに命の危険に関わる場合があります。一刻を争う可能性のある頭痛ですので、今までに感じたことの無いような激しい痛みの場合は直ちに病院に行きましょう。